Archives2007 of アースアワード/サーファーズアワード|なみある?

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2007年度受賞者

飯島夏樹namiaru.jpg飯島 夏樹(故人 プロウィンドサーファー/作家)
芝本聖子namiaru.jpg芝本 聖子(日本の海岸環境を守る会代表)
谷口絵里菜.JPG谷口 絵里菜(プロサーファー)
中村一己namiaru.jpg中村 一己(パイオニアサーファー)
NAKInamiaru.jpgNAKI(写真家)
林健太s.jpg林 健太(プロサーファー)
真木蔵人.jpg真木 蔵人(俳優)
飯島 夏樹(故人 プロウィンドサーファー/作家)
1966年生まれ、東京都出身。プロウインドサーファー、作家。故人。日本人で唯一ワールドカップに8年間出場し続け、マウイ島・グアム島を拠点に転戦し年間約20戦に出場。現役引退後は、グアム島でマリンスポーツ会社を起業。2002年5月、肝細胞ガンと診断される。04年5月、余命宣告を受けたのち、執筆活動を開始。7月には「天国で君に逢えたら」(新潮社刊)を上梓。ベストセラーとなる。8月には、家族とともにハワイへ移住し、最期まで精力的に執筆活動を続けた。05年2月逝去。享年38歳。逝去後発刊された「ガンに生かされて」(新潮社刊)も反響を呼び、さらに、07年8月、氏の半生を描いた映画「Life 天国で君に逢えたら」(新城毅彦監督)が公開。大ヒットを記録。その生き方は多くの人々の心を動かした。授賞理由:「ウインドサーフィンを愛し、海を愛し、そして家族を愛した。プロウインドサーファーとしての戦績だけでなく、自然の大切さや生命の尊さ、愛の重みを伝え続けた……。そうした氏の生き様を後世に語り継いでいかなければならない」
芝本 聖子 (日本の海岸環境を守る会代表)
1977年生まれ、東京都出身。日本の海岸環境を守る会代表。スイムウェアブランド「KPS」の代表を務める一方、環境問題等に積極的に取り組み、2007年2月には、千葉県館山市にて、サーファーだけにとどまらず国土交通大臣をはじめ県知事や議会関係者、地元漁業、自然保護団体など多くの人々を集めたシンポジウム「ビーチ環境サミット」を企画すると同時に、開催のきっかけを創る。その後、全国規模で『日本の美しい海岸環境を守ることを求める署名運動』を展開。官邸にも陳情を行うなど行動派の女性サーファーとして知られる。7月に成立した海洋基本法には、そうした活動が少なからず反映されている。授賞理由:「芝本氏が展開するフィランソロピー活動が、日本の豊かな未来に果たしうる可能性は計り知れない。私たちサーファーは一般社会とサーフィン界をつなぐ氏の想像力と行動力に限りない敬意を表するとともに、今後も積極的にその活動を支援していきたい」
谷口 絵里菜(プロサーファー)
1978年生まれ、高知県出身。プロサーファー。四国でも有数のサーフィンのメッカと言われる生見で生まれ育ち、地元のパイオニア・サーファー、故・一楽良二氏に師事。94年に全日本サーフィン選手権で優勝し、96年には世界選手権に日本代表として出場するなど、アマチュア時代に数々の戦績を残す。99年にプロ転向。国内だけでなく海外の大会にも積極的に参戦。また、一人でも多くの人々にサーフィンや自然の素晴らしさを伝えようと、2004年より毎年、地元生見海岸にて女性だけのサーフィンイベント「にこにこカップ」を開催するなど活動の機会を拡げている。2007年度 JPSAグランドチャンピオンを獲得。授賞理由:「サーフィンとは自然との対話が求められるスポーツであり、谷口氏のプロサーファーとしての技術の高さは、自然に対する謙虚な姿勢や深い理解の結晶といってよい。氏の活躍やサーフィンの啓蒙を目的とした活動は、多くの人々にそうしたサーフィンの奥深さを示唆するものである」
中村 一己(パイオニアサーファー)
1938年生まれ、新潟県出身。日本のサーフィン界の草分け的存在。1963年に国産「マリブサーフボード」の製造開始にあたり、マネジメントに携わる。73年、サラリーマン生活に終止符。その後サーフショップを開き、76年からは千葉県一宮町に移り「chpサーフショップ」のオーナーとして現在に至る。また、1965年のNSA(日本サーフィン連盟)創設に尽力した発起人の一人であり、理事を歴任するなど日本のサーフィンの発展に尽力した。一方、国内外のトッププロサーファーらを数多く輩出するボードメーカーとしても知られ、今もなお後進の育成に注力している。授賞理由:「日本のサーフィン界の草分けとして、40年以上にわたり日本のサーフィンの発展を願い、多元的に尽力してきた。70に近い年齢を重ねた今も変わらないその姿は、私たちの誇りであり貴重な宝である」
NAKI(写真家)
1965年生まれ。本名は、船木三秀。写真家。プロサーファーでもあり、アーティスト、絵描き、ルポライターなど様々な顔をもち、幅広い視点で海や自然の魅力を伝えている。1994年より米カリフォルニア州に移住。サーフィンをテーマに世界を旅しながら撮影した作品は、その文章とともに、NAKI WORLDと称され、国内外にファンが多い。特に陸上だけでなく波の中から撮影するアーティスティックな写真には定評があり、現在は、カウアイ島を拠点に活動しながら、スライドショーや個展を開催するなど、国内外のイベントで作品を発表している。授賞理由:「サーフィンの経験を通じて創造されるNAKI氏の作品は、サーフィンというスポーツの魅力を伝えるとともに、そこに潜在する豊かなメッセージをわかりやすく浮かびあがらせることとなった。日本のサーフィン文化の新たな地平を開拓した功績は大きい」
林 健太(プロサーファー)
共に1984年生まれ、高知県出身。プロサーファー。サーファーの両親の影響で早くからサーフィンをはじめ、99年全日本サーフィン選手権大会ボーイズクラス、2001年同選手権大会ジュニアクラスの2部門を制覇、02年には日本代表として世界選手権に出場するなどアマチュア時代より頭角を現す。翌年、18歳でプロ転向。今期は、JPSA第2戦で優勝するなど好調を維持し、2007年度JPSAグランドチャンピオンを獲得。世界と互角に戦うポテンシャルを秘めた日本を代表するトッププロサーファーである。授賞理由:「サーフィンとは自然との対話が求められるスポーツであり、林氏のプロサーファーとしての技術の高さは、自然に対する謙虚な姿勢や深い理解の結晶といってよい。氏の活躍は、多くの人にそうしたサーフィンの奥深さを示唆するものである」
真木 蔵人(俳優)
1972年生まれ、東京都出身。俳優。87年、大河ドラマ「武田信玄」(NHK)でデビュー。「あ・うん」(89年/降旗康男監督)で第13回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。「あの夏、いちばん静かな海」(91年/北野武監督)など数々の映画に出演し、99年には、「愚か者 傷だらけの天使」(98年/阪本順治監督)で第20回ヨコハマ映画祭主演男優賞を受賞。TVやCMにも数多く出演し、映像監督を務めるなど多岐に亘って活動している。2007年3月、AKTIONの名でデビューシングル「Still Neva Enuff feat.ZEEBRA」(ポニーキャニオン)を発表。サーフィンの実力はプロ並みで、96年の世界大会では日本代表として5位に入賞。最近では、9月に開催されたJPSAプロサーフィン大会準優勝という実績をもつ。授賞理由:「俳優として、映像監督として、あるいはミュージシャンとしてなど、活躍の場を拡大し続ける最も影響力のあるサーファーの一人。常に日本のサーフィンの未来に留意し、そのための協力を惜しまない一貫した姿勢に感謝と敬意を表したい」

開催概要

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第5回『なみある? サーファーズ・アワード2007』

日時:平成19年12月17日(月)16:00~18:00
会場:時事通信ホール

受賞者:
飯島 夏樹(故人・プロウインドサーファー/作家)
芝本 聖子(日本の海岸環境を守る会代表)
谷口 絵里菜(プロサーファー)
中村 一己(パイオニアサーファー)
NAKI(写真家)
林 健太(プロサーファー)
真木 蔵人(俳優)

※ 敬称略/五十音順

プレゼンター:
井坂 啓己(ビーチクラブ全国ネットワーク事務局長)
出川 三千男(往年のプロサーファー)

司会:堀内 尚子(ラジオDJ)

主催:
株式会社サイバード 『なみある?』

協力:日本プロサーフィン連盟(JPSA)